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CURRENT EXHIBITION

JOAN MITCHELL / CARL ANDRE FRAGMENTS OF A LANDSCAPE

February 10th – July 4th, 2021

臨時休館: 4/17(土) 〜 30(金)

Joan Mitchell, Untitled (1979) (detail). © The Estate of Joan Mitchell. Courtesy of Fondation Louis Vuitton.

抽象表現主義画家のジョアン・ミッチェルの芸術は、自然を忠実に表現したいという想いと、主観的で激烈な表現力の拮抗により構成されています。特徴的な構成に裏付けされた作品が放つ色彩の官能性は、《Untitled》(1979年)と《Cypress》(1980年)のように、1980年代より風景画で再び発揮されます。一方、カール・アンドレによるミニマル主義の作品群から見えるものは厳正な制作の姿勢と、象徴性の完全な拒絶です。形と構造が同等の基礎的な素材で制作されるアンドレの作品は、《Draco》(1979-2008年)と、その典型的な展示空間との関係性から見てとれる通り、作家の介入の痕跡がなく、それ自体の意味を持ちません。エスパス ルイ・ヴィトン大阪のオープンを記念した「Fragments of a landscape (ある風景の断片) 」展では、これらのアーティストの、一見すると対立する芸術潮流――激烈な色使いによる自由な表現と、あるがままの素材による幾何学的厳密さの奥深さを照らし出します。本展はフォンダシオン ルイ・ヴィトンの所蔵コレクションを紹介する「Hors-les-murs (壁を越えて) 」の一環として企画されました。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて
フォンダシオン ルイ・ヴィトンは現代アートとアーティスト、そしてそれらのインスピレーションの源となった重要な20世紀の作品に特化した芸術機関です。所蔵コレクションと主催展を通じ、幅広い多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。カナダ系アメリカ人の建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、既に21世紀を象徴する建築物として価値を認められており、芸術の発展に目を向けたフォンダシオンの独創的な取組みを体現しています。2014年10月の開館以来、600万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えてきました。本機関にて実施される企画のみならず、他の財団や美術館など、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取組みを積極的に展開しています。とりわけモスクワのプーシキン美術館とサンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館「(Icons of Modern Art: The Shchukin Collection」展)やニューヨーク近代美術館(「Being Modern: MoMA in Paris」展)、ロンドンのコートールド・ギャラリー(「The Courtauld Collection. A Vision for Impressionism」展) などが挙げられます。また、フォンダシオンは、東京、北京、ミュンヘン、ヴェネツィア、ソウルそして新たに大阪にオープンしたエスパス ルイ・ヴィトンにて開催される所蔵コレクションの展示を目的とした「Hors-les-murs (壁を越えて) 」プログラムのアーティスティック・ディレクションを担っています。これらのスペースで開催される展覧会は無料で公開され、関連するさまざまな文化的コミュニケーションを通じてその活動をご紹介しています。

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