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CURRENT EXHIBITION

PIERRE HUYGHE - PART II

JSEPTEMBER 30TH 2016 – JANUARY 9TH 2017

UNTITLLED HOST / JUNE 25TH 2016 – JANUARY 9TH 2017

©ADAGP, PARIS 2016 FOR THE WORK OF THE ARTIST. PHOTO OLA RINDAL.

エスパス ルイ・ヴィトン東京では、ピエール・ユイグ展のシリーズ前半『Pierre Huyghe - Untilled Host』展(2016年6月25日~9月30日)に続いて、第二弾となる『Pierre Huyghe – Part II』展を開催いたします。本展覧会はフォンダシオン ルイ・ヴィトンがキュレーションを担う『Hors-les-murs (壁を越えて)』プロジェクトの一環として企画されました。『Hors-les-murs』プロジェクトは、これまでに公開されてこなかったフォンダシオンの所蔵品をミュンヘン、ヴェネツィア、北京、東京のエスパス ルイ・ヴィトンにて紹介することで、国際的なプロジェクトを実現し、より多くの人々に開かれた活動を展開していきます。

ピエール・ユイグは展覧会とその「儀式」自体を 1 つの対象としてとらえ、このダイナミックな経験の可能性を探り、遭遇のパラダイムの転換に取り組んできました。彼は時間軸に基づく状況と、我々の存在を越えたところにある、その出現とリズムが不確定な自然発生のネットワークを構築します。

『Pierre Huyghe - Part II』では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションからピエール・ユイグによる『A Journey That Wasn’t』(2005 年)と『Creature』(2005-2011 年)の2作品をご紹介します。フォンダシオンでは『Les Grands Ensembles』(1994-2001 年)、『Silent Score』(1997 年)、『L’Expédition Scintillante Acte 2』(2002 年)、『Meditation Hall, The Land, Model 』(2003-2008 年)、『Streamside Day』(2003 年)、『I do not own 4′33 ″』(2006 年)、『The Host and the Cloud』(2009-2010 年)、『Untilled (Liegender Frauenakt)』( 2012 年)、『A Way in Untilled(未耕作地の場景)』(2012 年)、『Untitled (Human Mask)』(2014 年)、『Cambrian Explosion 10』(2014 年)等数多くのユイグの作品を所蔵していますが、本エキシビションでは、アーティストとフォンダシオンの綿密な協力により選び抜かれたこの2作品の紹介が実現しました。

国際的シーンの主要な存在であるピエール・ユイグは、自身の展示やそれに対する賛美を通して、また動物と人間の体を登場させることによって、彼自身のアイデンティティーを感じようとする激しい探求を具体化します。2014年10月のオープニング・エキシビションにてユイグの作品を紹介したように、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは彼の活動にとりわけ深い関わりを持つこととなりました。

『A Journey That Wasn’t』(2005 年)と『Creature』(2005-2011 年)はピエール・ユイグがアーティストと科学者で編成されたチームと共に行った、南極大陸への探検旅行から生まれた作品です。それは、新しく現れた、1羽のアルビノのペンギンが生息すると言われている島を探す旅でした。アーティストは島の地形を光と音のフィールドへと変換、楽譜に起こし、その楽曲は同年にニューヨークで交響楽団により演奏されました。

『Pierre Huyghe – Untilled Host』について:
第一弾として2016年6月25日から9月30日まで開催された『Pierre Huyghe – Untilled Host』展では、フォンダシオン ルイ・ヴィトンのコレクションから、ピエール・ユイグによる 2つの映像作品、『The Host and the Cloud』(2009-2010年)と『A Way in Untilled(未耕作地の場景)』(2012年)をご紹介しました。

映像作品『The Host and the Cloud』(2009-2010年) は、かつて人間と動物の生態展示場だった所に位置する、現在は使用されていない民俗誌博物館で 1 年を通して展開された 1 つの実験を映し出しています。役者たちのグループはこの博物館内で歴史を辿る中、さまざまな状況の影響を受けます。彼らは偶然に、一斉に、あるいは無秩序に生じるライブ・シチュエーションにさらされます。そこに演出はありません。同時に紹介した『A Way in Untilled(未耕作地の場景)』(2012年)は、人工的な物、無生物、有機体、植物、動物、人間そしてバクテリアが、培養されることなく、観る者の存在に関心なく打ち捨てられている、カールスアウエ公園という「堆肥 (compost)」が舞台です。そこで生じる一連の営みに筋書きはありません。特定の要素、イメージが物理的、生物学的な、あるいは無機物の、偶発的な現実の中に漏れ出し、私たち観る者とは無関係に発展していきます。

フォンダシオン ルイ・ヴィトンについて:
フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートとアーティストに特化し、同様にそれらのインスピレーションを辿ることができる 20 世紀の作品を扱う芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。建築家フランク・ゲーリーが手掛けたこの建物は、フォンダシオンのその独創的で将来の発展に目を向けた芸術への取り組みを体現し、既に21世紀を象徴する建築物として認められています。開館から1年後には、100万人を超える来館者をフランス、そして世界各地から迎えました。
パリにオープンして以来、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、当館にて実施される企画のみならず、他の財団や博物館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取り組みを積極的に展開していくことを掲げてきました。フォンダシオンは、所蔵コレクションを展示するスペースをミュンヘン、ヴェネツィア、北京、東京に持ち、これらのスペース、エスパス ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクションを担っています。エスパス ルイ・ヴィトンでの展覧会は無料で公開され、各プログラムのプロモーションは特定の文化的コミュニケーションを通して行われています。

ARTIST

ピエール・ユイグ

1962 年にパリで生まれ、パリの国立装飾美術学校(Ecole Nationale des arts décoratifs)を修了したピエール・ユイグは、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、2015 年)、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)(ロサンゼルス、2014 年)、ルードヴィヒ美術館(ケルン、2014 年 )、ポンピドゥーセンター(パリ、2013 年)等、世界各地で数々の個展を開催しています。また「dOCUMENTA(13)(ドクメンタ(13))」(ドイツ、2012 年)をはじめとする数々の国際芸術祭にも参加。2002 年ヒューゴ・ボス賞を受賞。2001 年にはフランス代表としてヴェネツィア・ビエンナーレに出展し、審査員特別賞を受賞しています。

ARTWORKS

『A Journey That Wasn't』、 2005年

スーパー16mmフィルムとHDフィルムをHDフィルムに変換、映像、カラー、音声 (21分43秒)

Courtesy Fondation Louis Vuitton
Pierre Huyghe – Courtesy of the artist and Marian Goodman Gallery New York/Paris
©ADAGP, Paris 2016

『Creature』、2005-2011年

ガラス繊維製のペンギン、合成毛皮、音声

Courtesy Fondation Louis Vuitton
Courtesy of Marian Goodman Gallery, New York and Paris
©ADAGP, Paris 2016

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